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第250 回定期演奏会リハーサル終了

明日に迫った2011年度の春期の最後の定期演奏会のプログラムは、鈴木雅明さんを迎えてマーラーの交響曲第5番です。今日はリハーサル3日目でした。シティ・フィルでは、オペラ・シティ定期、ティアラ定期の定期会員の皆様を対象にリハーサルの見学会をおこなっていますが、今日は最後の通し練習を公開でおこないました。マーラーのような大編成の曲を練習するときには、ティアラこうとう大ホールでも反響板を上げなければ人が入りきらないのです。写真のように舞台下手はこのようになっておりました。

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また今回は対抗配置で並んでいます。第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが左右に向かい合って並ぶのですが、なるほどマーラーのスコアを見ると第2ヴァイオリンは第1ヴァイオリンにただ寄り添うだけでなく、かなり独立した動きを見せています。このようにマーラーの交響曲はどの楽器も必ず目立つように役割が与えられているという点でオーケストラの魅力を最大限に活かした曲といえるかもしれませんね。ときどき指定によりベルアップする管楽器など、そのあたりも聴き所(見どころ)かもしれません。
とても複雑で緻密なスコアを巧みに交通整理をしながら指揮をしてくださるマエストロは、鈴木雅明さんです。シティの定期ではここ数年、毎年のように来てくださっていますが、昨年のマーラー「巨人」に引き続き、マーラーを振ってくださいます。

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この写真のように休憩やリハーサル終了後に、メンバーはタイミングを見計らい個人的な質問をしにいくこともあります。自分のパート譜を見てもらいながら疑問点を聴くと、「そこはスコアにはたしかに書かれていないのだけど、表情を合わせるためにもそうしたほうがいいね。それからここの音符が大事だよ。」といった答えが返って来て、スコアの読み込みの深さやサジェスチョンの的確さなど1流の指揮者のコメントに納得させられます。
今回のマエストロ鈴木雅明さんは、芸大の作曲科を卒業してからオルガニストになられたという経歴だそうです。現在はバッハ演奏のスペシャリストとして世界的に認められている方です。今回の演奏会に向けてコメント映像をいただき、ホームページからU-Tubeで配信させていただいております。お話にもありましたが小学生のころにバーンスタインの指揮するマーラーに感銘を受けられたとのことです。マーラーのような複雑で緻密に書かれたスコアをオーケストラを振りながらまとめていく作業は、「とても面白くてたまらない、幸せだ」とおっしゃっておりました。今回は、交響曲の演奏の前に、震災の追悼の意味でパイプ・オルガンでバッハを1曲演奏してくださるとのことです。パイプ・オルガンと言えば足鍵盤も含めて何段もの鍵盤を操りながら、色んな音色のストップを変えて、同時に5声部や6声部もの一人で鳴らしてします凄い楽器です。一度に沢山の楽器の音を聴き分けるといったオーケストラの指揮へたどり着かれたのは自然の成り行きだったことと思います。
明日の定期演奏会、どのような響きになるのか?お楽しみにどうぞ。

teruotto
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