スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オケピット

皆さまこんばんは。ただ今深夜。いろいろな心配事が気になりなかなか眠れないでいるkassanでございます。

暗いこと書いてもしかたないので気を取り直してきょうはオケピットのお話を少しいたしましょう。
今やっているバーミンガムロイヤルバレエの仕事ももちろんピット。
昔はステージの上のコンサートと比べると日陰みたいなイメージがありました。むか~し、私が社会人になって間もない頃、ウィーンの国立歌劇場の引越し公演があり行ってきました。
多分、海外の有名歌劇場が大道具やオケもまるごとというのは日本初だったと思います。

公演初日は超豪華メンバーによるフィガロ。指揮はあのカールベーム。
歳がばれるって感じですね。
後にウィーンに行って、あんな豪華なメンバーのオペラはまずない、ということがよくわかりました。バブルな時代だったんですねー。

演奏はもちろん素晴らしいものでしたが印象的だったのは始まる前。
並みいる指揮者の中でも超巨匠のカールベーム。
あんなお方が舞台の下の暗く埃っぽいところで…、と思ったものです。

もちろん今はそんなこと感じないです。カラヤンだってクライバーだってピットは当たり前の場所ですものね。

さてそのベームですが高齢のため、足元が不安定でピットの端から中央の指揮台まで普通の人の三倍くらいの時間をかけてヨロヨロと行くのです。
生ベームを見ただけで興奮していた観客はそのヨロヨロの長い時間ですっかり狂乱状態。演奏が始まる前から、大新興宗教の教祖さまにお会いできたんだ~!みたいなすごい空気。ベームもお辞儀しないて手を振っただけだったと記憶してます。
お正月の一般参賀と似た感じでした。
私にとっても最初で最後の生ベームでした。懐かしいです。
さて、それからの自分は長ーいピット生活を過ごしてきたわけですが、バレエでもオペラでもピットがイヤだ思ったことはありません。
でも埃っぽいのはそうだし、途中でドライアイスの煙が大量に流れてきたり物が落ちてきたり大変な部分はあります。
きのうもドライアイス攻撃を受けなからがんばってきました。
幕間の休憩。何人かはピットに居残り練習などしたりしてるのですが、ピットを覗きにくるお客さまがけっこういらっしゃいます。特にきのうのようなバレエは小さいお子さんも多く熱心にいろんな楽器を見ています。
そんな時、僕は自分が動物園の動物みたいな感覚になります。

 by kassan






コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 5月21日ソワレ

ご来場いただき、ありがとうございました。
幸せな気分になっていただいたとの事、とても嬉しくありがたいです。

ドライアイスの事は指揮者が練習の時にホルンに「いつもここでホルンが見えなくなっちゃうんだよ。はろー君たちどこだい?ってね」と話されてました。最近はなかなかオケピットにまで流れ込む(しかも真っ白になる)演出がなかったので、確かパノラマですよね?きたきた~v-21と楽しんでいました。管楽器は大変だろうな、と思いますけど。

今日で終り??

こんにちわ。
バーミンガムロイヤルバレエの舞台裏等楽しく拝見しております。

今回の来日公演は、当初はそれぞれ1回ずつ観ておこうかな・・・
いやいや、日本中が大変な時に自分だけ楽しんで良いものか?と1人でモヤモヤしておりました。
が、舞台が始まるとどんどん夢中になり、なんともいえない幸福感で胸が一杯になりました。
「幸福感を味わっても良いんだ」「楽しんだ分義援金や節電等出来ることをしよう」
と考えるようになりました。
これも、BRBの素晴らしい舞台、皆様の素晴らしい演奏のおかげです。ありがとうm(_ _)m
楽しかった舞台も私が観るのは今日が最後。残念~???

ドライアイス攻撃等に合うこともあるかと思いますが、残りの公演も頑張って下さい。





Re: 今日で終り??

東京組さま、コメントをありがとうございました。
昨日すべての公演が終了いたしました。

美しいものを見たり触れたりすると、心が豊かにそして幸せになりますよね。本当はお腹もいっぱいになると良いんですけど(笑)
震災後の先が見えない不安や、大変な方々がいらっしゃるのに楽しんでいいのかな、など葛藤もおありかと思います。先は長いです。それぞれができるだけ普通に日常を送り、元気であることが、被災地復興のためのエネルギーを失わないために大切なのではないかと思います。
心の内を書いてくださってありがとうございました。がんばりましょう。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。